二泊三日の伊勢研修も最後の日を迎えました。
朝は6:30に起床し,荷物の整理をして館内の清掃を行いました。施設を使わせていただいたことに感謝する気持ちを忘れないようにきれいにしました。
その後,朝ご飯では前日同様に感謝の気持ちを忘れず,マナーを意識していただきました。
8:30から修養団伊勢青少年研修センターの武田所長による講演をお聞きしました。
日本の神話を通して、感謝の心や仲間を大切にする心を持つことがどれだけ大事かということをお話していただきました。また、神話がもととなった現在私たちが使っている言葉についても教えていただきました。
さらに、のこぎりの目立て職人であった武田先生の祖父のお話の中で、片目というハンディを人の何倍も努力したことで乗り越えたことが印象的でした。それ以外にも多様な視点から「感謝」「恩を送る」「ご縁を大切にする」といったお話をしていただき、たいへん有意義な講演でした。
二日間お世話になった青少年研修センターをあとにして,松阪の本居宣長記念館へ向かいました。館内では学芸員の方にさまざまな貴重な資料について説明していただきました。
その後、館外にある本居宣長旧宅を案内していただきました。宣長は鈴が好きで、鈴の音色に癒されながら夜遅くまで研究していたという話がありました。
3日間を通して中学2年生にとって,日本の歴史や文化について学べただけでなく、日本人がずっと大切にしてきた「日本の心」について学ぶ機会にもなりました。同時にクラスの友達との関わりについて考えることもできました。これからの学校生活やその先の人生にもつながる貴重な3日間となりました。