2/10(月)のサイエンスクラブでは、玉ねぎの外皮による染色を行いました。
方法としては、まず玉ねぎ外皮を煮詰め、皮に含まれる色素を抽出しました。次に、様々な布を輪ゴムで縛ったりビー玉を入れて縛ったりして模様がつくようにしました(絞り染め)。最後に、ミョウバンを溶かした水に漬けることで色落ちしないように処理をしました。
ミョウバンで色落ちを防げる原理としては、ナスの漬物にミョウバンを入れたり、黒豆を煮るときに鉄釘を入れたりする理由と同じです。玉ねぎ外皮に含まれる色素(ケルセチン)がミョウバンの水溶液に含まれる金属イオンと結びつくことで水に溶けにくくなるためです。
今後は、布の素材による染まり方の違いや、様々な植物から抽出した色素を用いてその違いについて観察していきたいと考えています。
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玉ねぎの外皮による染色を行いました
2020年2月12日