10月17日(金)、津田学園インターアクトクラブの部員9名が「シニアカレッジくわな2025」の講師役として講座に参加しました。この日はシニアカレッジくわな第7期の1回目の講座で、前半の部は伊藤徳宇桑名市長による桑名のまちづくりについての講話でした。インターアクト部員もお話を聞かせていただき、桑名市が現在取り組んでいることやこれからどうなっていくのかについて知ることができました。質疑応答の時間には、部員の1人が桑名市とネスレ日本などが連携して進めている「桑名卓球珈琲プロジェクト」について質問をさせていただきました。
後半の部では、インターアクト部員が年間を通してどのようなボランティア活動や国際交流をしているのかをスライドを用いて発表しました。ボランティア活動については、学校の所在地である野田のまちづくり協議会と連携して活動している地域のお祭りやイベントについて、毎年恒例でボランティアスタッフとして参加している多度山トレイルランや寺町通り商店街のイベント、桑名北ロータリークラブと連携して行っている活動などについて説明しました。国際交流については、韓国派遣プログラムに参加して学んだことについて説明しました。
今回参加したインターアクト部員9名は、単にボランティア活動をしているだけではなく、探究活動の一環として「どうすればもっと地域の活性化のために役立てるか」「どうすればもっと地域の方々に喜んでいただけるか」を考えて活動しています。現在は特に「野田地区の活性化」をテーマに探究活動を進めており、例えば高齢者の方たちを中心にスマホの使い方が分からずに困っている人が多いという現状に対し、「シニア向けスマホ講座」を開いて部員たちが講師役となってスマホの基本的な使い方を教えたという事例を発表しました。また、「のだまちっくフェス」という野田地区の秋祭りに際して提案したクイズラリーのことも発表しました。
この日の講座の参加者は35名で、インターアクト部員は自分たちの発表が終わった後も、参加者がグループラインを作るサポートをしたり、講座の振り返りの話し合いに加わったり、参加者の方たちと交流することができました。今回の講座に参加したことで、市民の方々に自分たちの活動について知っていただくことができ、またさまざまなご意見をいただくことができました。たいへん貴重な機会となりました。






