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中学2年生 道徳授業:ハンセン病問題から学ぶ、人権と差別のこと

2025年3月21日

3月18日(火)、2年A組の道徳(担任:小林宗央 教諭)の時間に「ハンセン病問題」をテーマにした授業を実施しました。教材には、厚生労働省が発行する中学生向けパンフレット『ハンセン病の向こう側』を活用しました。

授業では、ハンセン病の概要や歴史、訴訟と国の控訴断念までの経緯について学び、「親や兄弟姉妹と一緒に暮らすことができない」「結婚しても子供を生むことが許されない」といった、ハンセン病元患者が味わった苦難の状況について考えました。グループワークを通して、『もし自分が同じ立場だったらどう思うか』について活発な意見が交わされました。

生徒からは、「(療養所内では)周りに理解がある人がいることはとてもいいことだけれどそこから外に出てしまえば分かり合えない人だらけというのは辛い」「親からもらった名前を名乗れないのはいやだ」「命を粗末に扱っていて許せない」といった声が上がりました。

生徒たちは、ハンセン病患者の方々が経験した苦難を通して、差別の不当さや人権の大切さを深く認識しました。
この授業を通して、生徒たちは差別や偏見の根深さを知り、人権の大切さを改めて認識しました。今後は、学んだことを生かし、誰もが尊重される社会の実現に向けて行動してくれることを期待します。

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