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第4回サタデー楽習「七里の渡しと熱田神宮」

2023年12月19日

12月16日、「七里の渡しと熱田神宮」というテーマで中学生対象のサタデー楽習を実施しました。今回の目的は、桑名と宮(名古屋市熱田区)の両方の七里の渡し跡を訪れ、江戸時代の歴史や交通について学ぶことと、熱田神宮に参拝し、日本人の信仰や精神について学ぶことでした。江戸時代に東海道(江戸の日本橋と京の三条大橋を結ぶ街道)が整備され、53の宿場町が形成されました。江戸から数えて41番目の宿場町の「宮宿」と42番目の宿場の「桑名宿」の間は海路で結ばれ、船で移動しました。その距離が7里(約28km)であったため、「七里の渡し」とよばれ、今回はそれぞれの船着き場跡を訪れました。
まず桑名の七里の渡し跡を訪れ、船着き場跡にある一の鳥居周辺を散策しました。次に宮の七里の渡し跡に移動しました。江戸時代には海路を船で約4時間かけて移動していましたが、今回は陸路をバスで移動し、1時間かかりませんでした。宮の渡し跡公園では、常夜燈や鐘楼などの史跡を見学したあと昼食をとり、旧東海道を歩いて熱田神宮に向かいました。
熱田神宮では宝物館を学芸員の方に、境内を神職の方に案内してもらいました。宝物館では銅鏡や日本刀などについて、普段は知ることのできない貴重なお話を聞くことができました。境内ではご神体についての詳しい説明や熱田神宮と織田信長との関係など聞くことができました。
天候が心配されましたが、雨に降られることなく、楽しく学習することができました。

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