2月15日、「行政書士による法教育出前講座」が中5を対象に行われました。三重県の行政書士の先生方4名に来校していただきました。
授業の目的は、18歳の成人を前に法に関する理解を深め、今後の社会生活に役立ててもらうためです。ほとんどの生徒が行政書士という職業を聞いたことがなかったので、授業では行政書士とはどのような仕事なのかをまず紹介してもらいました。主な業務は官公庁への提出書類の作成、提出の手続きの代理、相談やアドバイスなどということでした。
授業では、「法とは」「契約とは」や成人について考えました。生徒たちは「成人」となるのは18歳の誕生日だと考えていましたが、実は18歳の誕生日の前日だと知り、驚いていました。法は知っておかないと被害を受けたり損をしたりすることがあります。また、法を知っているとトラブルを未然に防ぐこともできます。全体を通して難しい内容もありましたが、普段の生活ではあまり深く意識してこなかった法について考え、自分に身近なものと感じられるようになったことが良かったと思います。