2/24(水)、2年生はLHRの時間にシイタケの菌打ちを行いました。
津田学園中学校では,生物の成長観察や食育につなげることを目的として,毎年キノコ(菌類)の栽培を行っています。
菌打ちの最適な時期は1~3月。
ほかの雑菌がドリル穴にいっしょに入り込んでしまわないようため、寒いうちに菌打ちするそうです。
まずは穴あけ!
原木に穴を開ける為に電気ドリルを使用しました。
次に植菌。穴を開けたら、雑菌が入らないようにすぐに種駒を打ち込んで行きます!
キノコが生育するためには,
「雨などにより湿度が高く保たれること」
「太陽光が多く差し込むこと」
「他の菌類が侵入しにくいこと」
など,クリアするための条件が数多く存在します。
本校の中庭の構造はキノコの成長に欠かせない条件が満たされており,
同時に全学年の生徒が一緒に一つの生物の成長を観察を行うことができます。
学校生活を送りながら,
『子供たちのコミュニケーションの中で新たな発見をし疑問を持ち解決する』
,そのようなための機会をつくることができます。
また植えたキノコは採集し実際に食べることで,食事をするありがたさや生産者の苦労などを実感することができます。
我々教員も少しでも生徒の気づきや学びに結びつけられるよう工夫していきたいと思います。
採集は2年後を予定しております。これらの経験が、生徒の中で大きな糧になることを期待しています。