津田学園中学校・高等学校は、中高一貫の強みを活かした、
夢への準備がいち早くはじめられる場所。
ここには、夢へとみちびき、明るい未来を拓いてくれる、
豊かな学びの環境が整っています。

津田学園中学校・高等学校（六年制）の今年の合言葉は「楽好」作りです。この言葉は本居宣長の「好・信・楽」と論語の「知・好・楽」から来ています。宣長にとって学問とは好きなことに確信を持ち楽しむというもので、束縛や使命感とはまったく別のものから出発したものだと聞いています。一方「知・好・楽」は何事をやるにしても、知っているだけの人より好きである人が勝っており、さらに好きだけの人より楽しむ人が勝っている。つまり、何事も楽しんでやる人にはかなわないという意味を持っています。生徒だけでなく教師もやらされている学習から教科が好きになり楽しくなる活動を目指そうというものです。
ここ数年来取り組んできた教育ICTの導入とアクティブラーニングによる授業改善を基盤とした探究活動も着実に実を結んでおり、「楽好」作りを通して更に発展することでしょう。
大学入試においても実績を伸ばしてきています。受験で引っ張るだけでなく、教科が好きになる、楽しくなるから結果が生まれるという好循環ができつつあります。
生徒会が中心となる「体育祭」や「文化祭」「球技大会」（和協祭）にもこの精神が根付いてきています。生徒たちの新しい発想で行事を見直し、いたる所で「やらされている感」の無い活動が生まれてきました。
これからも津田学園中学校・高等学校（六年制）は自由な発想とフロンティア精神を持って、自らの夢の実現に向けて生涯にわたり精励できる人物の育成に努める「楽好」を目指してまいります。