5月10日、3日目を迎えました。晴天に恵まれて暑さも感じる中、生徒全員が元気に活動することができました。まず、美ら海水族館を見学しました。水族館内ではたくさんの海に住む生き物を観察しました。ジンベエザメの大きさに圧倒され、映像や書籍では伝わらない驚きや感動がありました。
次に琉球村を見学しました。昔ながらの家屋が再現されており、亜熱帯気候特有の風土に適した工夫を学びました。また、サトウキビから砂糖を絞るための水牛車を間近に見て、当時の製法を知ることができました。沖縄の風習や習俗などを学んだことをきっかけに、三重に伝わるものにも興味関心を向ける生徒もおり、探究的な活動となりました。
最後に、具志川火力発電所を見学しました。ここは石炭を燃料として沖縄県の約25%の電力を供給する施設です。「石炭を燃料とする火力発電は、環境への負担が大きいのではないか?」と生徒から質問する場面がありました。施設を見学する中で、排煙脱硫装置など窒素酸化物除去施設や有害物質除去後の物質のリサイクル施設など、環境への影響を極力少なくする取り組みがあることを知りました。技術の進歩が環境への負担を減らす努力に役立つことを学ぶことができました。
3箇所の見学地では、グループによる活動が中心となりました。それぞれ事前学習で学んだことを持ち寄り、探究する姿勢が見られました。
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環境を考える旅 3日目
2018年5月11日