6月12日(金)高校1年生を対象に道徳の授業で「嘉納治五郎に学ぶ感謝と礼節 ―精力善用・自他共栄―」を実施しました。
本校の道徳教育では、偉人の生き方やエピソードを通して、高い目標を持つ大切さや日本人としての誇りを育むことを目指しています。また、明確な正解がない問いについて生徒同士で意見を交わし、自分とは違う考え方に触れることで、柔軟で広い視野を養うことを大切にしています。
今回の授業で取り上げたのは、柔道の創始者であり「日本五輪の父」としても知られる嘉納治五郎です。他者への感謝や礼儀の大切さ、そして自分の力を社会のために活かす「精力善用」の考え方について学びました。
授業のスタートは、「なぜ柔道の試合では、前後に深く礼をするのだろう?」という身近な問いかけから。いじめを克服するために武術を始めた治五郎が、単に「相手を倒す技」だった武術を、自分を磨き相手を敬う「柔道」へと高めていった歩みを、動画を通じてたどりました。
後半の話し合いでは、「ライバルや競い合う相手に感謝するとはどういうことか」「自分の得意なことや力を、どうやって誰かの役に立てられるか」といった問いについて考察。一人ひとりがじっくりと考えをまとめたあと、グループで活発に意見を交わしました。生徒たちは互いの言葉に耳を傾けながら、多様な視点や考え方に触れる貴重な時間となりました。
「相手を尊重する心(自他共栄)」と「力を社会に活かす姿勢(精力善用)」を学んだ生徒たち。日頃の学校生活や部活動での立ち振る舞い、そして周りの人々への感謝の伝え方を改めて見つめ直す、良いきっかけとなったようです。
Youtube サンテレビ「【特集】『日本五輪の父』嘉納治五郎の教え」
https://www.youtube.com/watch?v=mcgbIHou9vY

