4年生の雪の学校の2日目です。朝の集いを行い、体操と持久走で身体を目覚めさせてから、美味しい朝食をいただきました。午前のプログラムはスノースライダーと雪の森のガイドウォークでした。2m以上も積もっている雪の上をスノーシューで歩くガイドウォークは新鮮な体験です。森の中で動物の足跡や木の幹に残る熊の爪あとを見つけたり、走って逃げるリスを発見したりできました。スノースライダーは丘の斜面をソリで滑り降りるとても楽しい体験です。この日はかなりスピードの出る雪質で、そのスピードとスリルを存分に味わいました。
午後はイグルー作りに挑戦しました。トヨタ白川郷自然學校のインタープリターの皆さんのご指導のもと、クラスで力を合わせて1棟のイグルーを作りました。四角いコンテナに雪を詰め、ひっくり返してできた雪のブロックを円形にひたすら積み上げていきます。3段目ぐらいまでは簡単ですが、そこからはドーム状の屋根にするため徐々に円を狭めていくので、かなり難易度が高くなります。ブロックは相当カチカチに踏み固めないと崩れてくるし、天井部分はかなり斜めに積み上げる必要があります。完成させることができるのか半信半疑でしたが、みんなが協力して力を合わせたおかげで、両クラスとも見事に作り上げました。最後にイグルーの中の人が出入り口を切り取って完成した瞬間、大きな歓声が上がりました!今回のイグルー作りはクラスのみんなの団結心を高めてくれたようです。夜はナイトハイクに出かけました。ナイトハイクは雪の森の暗闇の中を歩いて探検します。最初は「怖い」と言っていた児童もいましたが、慣れてくると目も慣れてきて、徐々に楽しくなってきました。ナイトハイクのゴールはみんなで作ったイグルーです。ろうそくでライトアップされた、イグルーはとてもきれいでした。