4年生が宿泊行事「雪の学校」に行きました。世界遺産である、雪深い岐阜県白川郷周辺を舞台に、冬の自然や雪をテーマにした2泊3日の体験学習です。1月31日の初日は、合掌造りの家々を見学しました。子どもたちは合掌造りに興味津々で、家の造りや豪雪地帯で生きる人々の生活の工夫、助け合いによって守られてきた文化などについて学びました。 白川郷見学の後は宿泊施設であるトヨタ白川郷自然学校に移動し、雪の灯ろう作りを行いました。様々な工夫を凝らしながら、雪の壁にオリジナルの灯ろうを作りました。
2日目は、トヨタ白川郷自然学校のインタープリターの方々にご協力いただき、 「スノーアーチ作り」や「スノースライダー」、「ガイドウォーク」などを体験しました。「ガイドウォーク」では雪の森に探索に行きました。そしてなんと、探索中にニホンリスとカモシカに会うことができました。足跡を見つけられても実際に会うことはなかなかできないので、とても運が良く子供達も喜んでいました。 その後はみんなで焚き火に挑戦しました。試行錯誤しながらやっとの思いでついた火を使って焼きマシュマロをいただきました。 日が沈んでからは「ナイトハイク」として、再び雪の森に向かいました。月夜の下で静寂な夜の森を感じました。
3日目は、雪上での大運動会を行いました。慣れない雪上での運動会でしたが、勝利を目指して仲間と協力しながら競技することができました。 3日間の雪の学校では、普段味わうことができない貴重な体験をたくさんさせていただき、自然の素晴らしさや厳しさ、そして、仲間と協力することや感謝の気持ちを伝える大切さについても学びました。