毎年この時期に2年生を対象に、日本の歴史や文化、伝統を大切にする心を養うことを目的に二泊三日の伊勢研修(日程10月25日~27日)を実施しています。初日は内宮と外宮を参拝しました。神社の建築様式や他の神社との違いに着目して参拝したほか、別宮も参拝しそれぞれにお祀りされている御祭神についても理解を深めるきっかけになりました。外宮ではせんぐう館も見学し、式年遷宮についても学びました。2日目はフィールドワークから始まりました。班ごとにあらかじめ決めた計画に従い、前日に続いて内宮や外宮を各班自分たちで調べたり、資料館を訪問したりしていました。生徒たちは伊勢の歴史や文化を体感し、学習することができました。午後はおかげ横丁にある「神話の館」を全員で訪問しました。天照大御神にまつわる日本の神話について学びました。3日目の朝からは、今回の研修の集大成である伊勢神宮に関するポスター発表を行いました。事前学習から準備してきたポスターを研修中に完成させ,班ごとに発表しました。そして、最後の目的地二見浦の夫婦岩と二見興玉神神社を訪れました。江戸時代には神宮にお参りする前に、まず二見浦を訪れて禊ぎをしてから外宮、内宮とお参りするのが一般的だったことや夫婦岩は岩と岩との間のしめ縄で鳥居を表しているとか、新たな発見もありました。
伊勢研修の3日間を通して、日本の歴史や文化について学ぶことができました。