7月19日にサイエンスクラブ有志が、松阪で染物・織物体験をしてきました。きっかけは今年度入学した生徒の中に「なぜ植物の種類が変われば染物の色が変わるのか?」「なぜ植物を乾燥・発酵・熟成すれば染まり方が変わるのか?」と疑問に思う生徒がいました。そこで松阪もめん手織りセンターと旧長谷川治郎兵衛家にお邪魔して、校外学習をしてまいりました。松阪もめん手織りセンターに到着してすぐに出迎えてくださったのは、松阪もめん手織り伝承グループ「ゆうづる会」の皆様。ゆうづる会は、地元の伝統・文化の魅力を次世代に伝えるため、松阪市内の小中学校や高校を積極的に訪問され、松阪もめんや藍染の指導を行っている団体です。親切なことに我が校の活動も快く受け入れてくださいました。
初めに体験したのはマスクに「叩き染め」。マスクにタデアイを当ててトントントン。藍染めはタデアイという植物を使います。すると・・・マスクに植物の葉の模様が写し取られます。もともとは葉の色は緑色であるのにたたきうつすとキレイなインディゴブルーに変化しました。参加した生徒たちは貴重な体験ができました。ゆうづる会の皆様、ありがとうございました。
新着情報
津田学園中学校 サイエンスクラブが染物・織物体験をしてきました
2020年7月27日