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津田学園小学校 汐の学校を実施しました

2019年8月1日

7月31日から2泊3日で3年生以上の希望者を対象に、隔年で実施している海洋体験学習「汐の学校」を実施しました。三重県南部の美しいリアス式海岸を舞台に、大潮の時期の3日間を利用して、様々な体験学習を行う宿泊行事です。
初日は南伊勢町の神前浦が活動の場です。伊勢マグロの巨大な養殖イカダで、50kgもの大きな黒マグロにエサを与える体験をしました。エサの魚を投げ入れると、大きな魚体を水面まで現して勢いよく捕食していました。迫力満点の姿に子供たちも圧倒されていました。
初日の午後と2日目の午前は塩作りと船釣りを体験しました。船釣りではキス、カサゴ、アジ、ブリの子、イトヨリダイ、オキナヒメジなど、たくさんの魚種が釣れました。釣れた魚は漁師の皆さんが捌いてくれて、塩焼きにして美味しくいただきました。自分で作った塩もまぶしながら、豊かな海の恵みを存分に味わいました。
最終日は、鳥羽市に移動し浦村町の「海の博物館」の見学と、オギツ湾にあるアマモ場での生き物採集を行いました。「海の博物館」では志摩地方の漁や海女さんに関するビデオを見せていただき、平賀館長さんから海と人との関わりについて、身近なお味噌汁や素麺のおつゆを例にわかりやすく説明していただきました。館内はクイズを解きながら見学し、海に関する学習を深めました。その後、大潮の干潮時刻に合わせてオギツ湾に移動。海のゆりかごと言われるアマモの藻場でたくさんの生き物を採集し観察しました。魚の幼魚、モエビ類、アオリイカの卵、ヨウジウオ、ヤドカリ、テッポウエビなど、多くの生き物に触れ合いました。3日間を通して、海と人との関係や、海と食との関係、持続可能な漁業のあり方、環境を守る大切さなど、多くの学びがありました。酷暑の中でしたが、とても貴重な体験を積んだ3日間となりました。

汐の学校1日目(1.8)1 汐の学校2日目(1.8)2
汐の学校3日目(1.8)1 汐の学校3日目(1.8)2

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