津田学園

新着情報

  • TOP > 
  • 新着情報 > 
  • 津田学園中学校 環境を考える旅に行ってきました。

新着情報

津田学園中学校 環境を考える旅に行ってきました。

2019年5月13日

5月7日~10日、沖縄に環境を考える旅に行ってきました。この行事は次年度から「グローバルマインド育成プログラム」の海外グロバール研修が始まり今年度で最後となります。
初日はひめゆり平和祈念資料館、平和祈念公園ではさまざまな資料や映像から戦争の歴史を学び、平和の大切さについて考えました。次に、株式会社トリム様の企業見学をしました。この企業は、ガラスから「スーパーソル」というリサイクル素材を生成し、地球に負荷をかけない循環型社会の実現を目指しています。前半の説明では、この素材が土木、農業、環境保全などさまざまな場面で活用されていることを学び、後半は工場にて製造過程を見学しました。その後、琉球王国時代の聖地である斎場御嶽を見学しました。緑に囲まれた敷地内を歩き、自然の力を感じることができました。
2日目は晴天に恵まれ、生徒たちが楽しみにしていたシュノーケリングを実施することができました。船で慶良間諸島という世界屈指の透明度を誇る海に移動し、カラフルな魚やサンゴを満喫し、ウミガメにも出会うことができました。次に、人工サンゴを育て沖縄の海に帰す活動をしている「さんご畑」を訪問しました。スタッフの方からサンゴの生態や現状を聞き、実際にサンゴを育成する上で重要なナマコやヒトデなどの生物に触れて学ぶことができました。
3日目も午前中は天気も良く、生徒全員が元気に活動することができました。美ら海水族館を見学しました。中でも、大水槽のジンベエザメの大きさには圧倒されている様子でした。次に琉球村を見学しました。施設内には昔ながらの家屋が再現されており、沖縄の風土に適応するための工夫を学びました。その後は具志川火力発電所に向かいました。ここは石炭を燃料として沖縄県の約25%の電力を供給する施設です。スタッフの方の案内で発電の仕組みを学んだり、施設の見学をしました。そして、今日の最後は御菓子御殿に行きました。生徒たちの楽しそうにお土産を選ぶ姿が印象的でした。夕食後には砂浜で集まり、今回の旅の反省会を行いました。生徒たちは今回の旅の感想や今後についてしっかりと自分の言葉で話しができ、良い時間を過ごすことができました。
最終日はあいにくの雨でした。宜野湾市内にある嘉数高台公園を見学しました。ここは沖縄戦の激戦地であり、旧日本軍が防衛のために使用したトーチカなどが残されています。悲惨な戦争を決して繰り返してはならないという平和への強い気持ちを新たにしました。また、展望台から普天間基地を眺めることができました。米軍基地に関わるさまざまな問題について学び、考えるきっかけとなりました。次に、世界文化遺産として登録されている首里城公園を見学しました。首里城は、14世紀末に創建された中国や日本の文化も混合する琉球独特の城で、一度焼失しましたが1992年に復元されました。最後に、沖縄一の繁華街である国際通りを散策しました。昼食は行動班でそれぞれ計画を立て、好きなものを食べました。また、家族や知人へお土産を買うなど、生徒たちにとって楽しい時間を過ごすことができたようです。
この修学旅行を通して、沖縄の自然の豊かさとともに、さまざまな問題についても多くを学ぶことができました。生徒たちはとても楽しそうな姿を見せてくれました。今後は、来月の事後発表会に向けて準備を進めていきます。

沖縄環境を考える旅1(1.5) 環境を考える旅2日目1(1.5)
環境を考える旅2日目2(1.5) 環境を考える旅3日1(1.5)
環境を考える旅3日目 3(1.5) 環境を考える旅3日目2(1.5)

新着情報一覧へ戻る

カテゴリー一覧