11月6日、1年生が地理の授業でオーストラリアの先住民アボリジニの伝統楽器ディジュリドゥを使った体験型授業を行いました。ディジュリドゥとは、シロアリに食べられて筒状になったユーカリの木からつくられた管楽器で、大きいものは長さ2mを超えます。吹き方はかなり難しく、吹き口に唇の正面を軽くあて、唇をブルブル震わせながら吹きます。うまく吹ければブォーという重低音が響くのですが、実際に吹いてみた生徒は音を出すのに四苦八苦している様子でした。授業ではアボリジニのダンスの映像を視聴して彼らが大切にしてきた文化に触れるとともに、また現在アボリジニの人たちが置かれた状況についても学びました。生徒たちは高い関心を持ち、楽しみながら授業を受けることができました。今後も授業を通じて異文化を学び、様々な違いを理解して尊重する心を育てる指導をします。