7月15日、三重大学の平山先生をオンラインでお迎えし、「ビオトープと湿地」をテーマとした出前授業を実施しました。画面越しではありましたが、子どもたちは身近な環境に存在する多様な生態系について、興味津々で学びました。授業では、ビオトープが生き物たちの暮らしにとってどれほど重要か、そして湿地が地球環境を守る上で果たす役割について、平山先生がわかりやすく説明してくださいました。普段はあまり意識することのない足元の自然に、子どもたちの視線は真剣そのものでした。また、湿地に生息する植物や生き物の紹介だけでなく、それらの環境が減少している現状や、守っていくために私たちができることについても深く考えるきっかけとなりました。自分たちの学校にあるビオトープや地域の自然にも目を向け、環境保護の大切さを実感した様子でした。今回の授業を通して、子どもたちは自然環境の奥深さに触れ、生き物たちが安心して暮らせる場所を守る意義を学ぶことができました。この体験が、未来の地球を支える力になっていくことを願っています。