7月13日(月)、高校1年生を対象に道徳の授業「本居宣長『良い出会いと、良い生き方』」を実施しました。
本校の道徳教育では、偉人の歩みや逸話を通して、高い目標を持つ大切さや日本人としての誇りを育むことを目指しています。また、答えが一つではないテーマについて生徒同士で意見を交わし、さまざまな価値観に触れることで、柔軟で広い視野や思考力を養うことを大切にしています。
今回テーマとして取り上げたのは、地元・三重県松阪市が生んだ江戸時代の偉大な国学者、本居宣長です。
授業は、「これまでの人生で、出会えてよかったと思える人はだれですか?」という身近な問いかけからスタートしました。生徒たちは、宣長が師である賀茂真淵と生涯で一度だけ対面した「松阪の一夜」のエピソードや、その出会いをきっかけに志を固め、35年もの歳月をかけて『古事記伝』を書き上げた足跡を動画でたどりました。日本の伝統や心のあり方(真心)を追究したその情熱に、生徒たちは深く見入っていました。
後半の話し合いでは、「誰かの一言で自分の行動が変わった経験」を振り返るとともに、宣長が残した「姿は似せがたく 意は似せ易し(形だけを真似るのではなく、相手の志や志向を継承すること)」という言葉の真意について考察しました。 さらに、「自分の目標を達成するために、どんな出会いを大切にしたいか」「そのために今日からできる自分の取り組みは何か」という問いについて、グループで意見を共有。単に良い出会いを待つだけでなく、日頃の立ち振る舞いや身だしなみ、相手を尊重する姿勢を整えることが大切だという気づきが、生徒たちの会話の中から生まれていきました。 地元・三重の偉人が誇る情熱と文化に触れ、日本人としての誇りを再確認するとともに、これからの人間関係や自身の目標への向き合い方を深く考える、実りある時間となりました。
Youtube、松阪市「松阪歴史探訪 本居宣長編 第2話 松阪の一夜」(https://youtu.be/NBSNN9y_9lg)
Youtube、松阪市「松阪歴史探訪 本居宣長編 第3話 宣長スタイルの確立」(https://youtu.be/QLn-RbhW84A)


