5/28（木）、2年生で道徳の授業を行いました。
テーマは「短所を武器とせよ」で、元女子バレーボール日本代表主将の竹下佳江選手の話でした。竹下選手は、身長159ｃｍでバレーボール選手としては小柄でしたが、トスを上げて味方にスパイクを打たせるセッターというポジションで活躍しました。竹下選手はスピードや技術で背の高い選手を上回るために懸命に練習し、また人が考えなくてもいいようなことまで頭を使い、バレーボールコートの空間を最大限に生かすための視点を養いました。その結果、小柄であるというハンディを克服し、「世界最強のセッター」とよばれるようになりました。
今回は、自分の欠点を自覚して向き合うことを通して成長してもらいたいと考え、このテーマを選びました。生徒のみなさんにも自分の欠点について分析してもらい、それをどうすれば長所に変えられるかを考えてもらいました。ワークシートの感想からは、自分の短所を見つめなおすことと、それを長所に変える努力をすることの大切さが理解できた様子が伝わってきました。