仲間づくりに関連したテーマとして、動画を用いて『正幸フォーメーション』という題材をもとに道徳の授業を行いました。この題材は育鵬社の『はじめての道徳教科書』にも掲載されているものです。

主人公の正幸さんは、小学校からバスケットボールを始め、中学時代には県の選抜に選ばれるほどの腕前でした。しかし、高校入学直後に病気のため右半身麻痺になってしまいました。正幸さんはチームのために自分にできることを探してバスケ部の活動に参加し続け、左手一本でのシュート練習に励みました。高校3年生の最後、正幸さんの努力する姿を見続けていた監督やチームメイトの計らいで、正幸さんはインターハイ予選という大事な試合に出場することになりました。。数分の出場でしたが、正幸さんはシュートを決め、チームのみんなと喜び合いました。「正幸フォーメーション」とは正幸さんが試合に出たときのチームの特別フォーメーションのことです。

この話を通して、仲間と支え合うことや互いを尊重することの大切さを生徒たちは感じてくれたようです。これからの学校生活につなげてほしいと思います。