3月12日、探究基礎　学習発表会を実施しました。

探究基礎は、中1〜3年生を対象に、「大学数学」「理科実験」「歴史」「英会話」などの興味関心のある講座から一つ選択し、自分で決めたテーマにじっくりと取り組む放課後活動です。受講者は、前期に続き後期の成果を発表しました。

「大学数学」の発表は、レオンハルト・オイラーの一筆書きを解説しました。まず、オイラーという人物を紹介し、一筆書きができる図形について説明しました。その後、いくつかの図形を電子黒板に表示し、観客である生徒たちに出題しました。指名された生徒たちは実際に書いて全問正解し、一筆書きの魅力を理解することができました。

「歴史」は、日本の世界遺産である小笠原諸島、厳島神社、原爆ドーム、姫路城、白川郷、紀伊山地の霊場について発表しました。発表者は、世界遺産には様々な選定基準があることを説明しました。そして、興味を持った理由とその世界遺産の魅力について熱心に発表しました。

「英会話」では、発表者が講座の様子を英語で説明したあと、発表者が英語と文章で問題を出題し、いくつかのヒントをもとにクイズに答える形式のクロスワードゲームをしました。中1から中3まで楽しく取り組むことができました。

「理科実験」は、炎と色との関係、添加物について、クマムシの生態と疑問を発表しました。それぞれの発表者が自分が疑問に思ったことに対して仮説を立て検証し、検証の結果と自分なりの考察を述べました。中3の発表者は、約3年間継続して取り組んでいることを報告するなど、科学に対する自分の思いについてもしっかりと伝えることができました。

本校では、今後も探究活動を通して、社会や生活の課題について情報を集めたり整理・分析したりしながら、課題解決に必要な知識や技能を身につけ、まとめ・表現する力を育成します。