高等学校1年生の英語「論理・表現I」の授業(担当 鈴木太郎 教諭)で、世界的に話題になっているGoogleの対話型AI(人工知能)Gemini 1.0 Ultraを活用しながら「英語で、考えなどの概要、話し手や書き手の意図を的確に理解したり、適切に表現したり伝え合ったりすることができる力」の充実について取組が行われました。
Google for Educationアカウントでは、18歳未満のユーザーがGeminiへの接続を制限されています。そこで鈴木教諭は、研究用に契約しているGoogle One AI Premium Gemini Advancedを活用し、生徒とGemini 1.0 Ultraの英語チャットを実現しました。生徒たちは、Google Workspace for Educationドキュメントに英語の文章を入力。鈴木教諭がそれをGemini 1.0 Ultraに送信し、生徒は英語でチャットを楽しみました。
鈴木教諭の授業では、日頃からGoogleの対話型AI Bardを活用してきました。
BardからGeminiへ（Google Japanブログ 2024/2/8）
https://japan.googleblog.com/2024/02/bard-gemini-ultra-10-gemini.html
今回の授業で、BardとGemini 1.0 Ultraを比較対照することで、生徒たちはAIの進化を肌で感じながら、英語でのコミュニケーションの充実の一例を体感しました。

鈴木太郎教諭の所感
英語でチャットする（書く）言語活動を通して生徒に、より深い英語コミュニケーションの具現の在り方を考えさせつつ、2つの対話型AIの様子を比較対照しながらAIについても考えさせ、英語の授業で英語力とAIの可能性・AIとの健全な付き合い方についても考える機会になったと思います。

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