12/13（金）、中2伊勢研修3日目は、朝から修養団伊勢青少年研修センターの武田数宏所長に講演をしていただきました。

のこぎり職人であった武田先生の祖父のお話の中で、片目というハンディを人の何倍も努力したことで乗り越えたことが印象的でした。また、神話のストーリーを通して、日本では神々のころから感謝と協力によって社会が成り立っていることを教わりました。それ以外にも多様な視点からお話をしていただき、たいへん有意義な講演でした。

正午を挟んだ時間帯は、今回の研修最後のプログラムである本居宣長記念館の訪問でした。

学芸員の方から本居宣長の功績について教わりました。宣長が古来の日本人の考え方を見つけ出すために、当時はだれも読むことが出来なかった古事記を研究した話や、その解読に35年かかったという話が印象的でした。記念館では宣長が17歳のときに描いた日本地図を見ることができました。

伊勢研修は今年から始まった新しい行事でしたが、クラスのみんなで協力し、多くのことを学ぶことができたたいへん有意義な3日間になりました。