10/30（水），中学1年生から中学4年生を対象に文化庁主催の「文化芸術による子供の育成事業」のプログラムの一つ「子ども　夢・アート・アカデミー」を実施しました。

今回は、東京大学名誉教授、京都造形芸術大学名誉学長であり日本芸術院会員の芳賀徹先生をお招きし、俳句についてお話していただきました。

芳賀先生は比較文学研究をされており、イギリス、フランスといったヨーロッパの国や、中国・韓国などの他のアジアの国の文学を例に挙げながら、日本の俳句の魅力を大局的に説明していただきました。俳句を構成する1つ1つの言葉に込められた意味や情景をわかりやすく丁寧に語って下さり、生徒たちは「俳句の楽しみ方がわかって面白かった」と感想を述べていました。三重県出身の俳人、松尾芭蕉の句も紹介していただき、非常に印象に残ったようです。

この貴重な経験をきっかけに、広い視野で文学作品を楽しむ姿勢を持ち、豊かな人間性を育むことにつなげてほしいと思います。

芳賀先生、ありがとうございました。