5月9日、環境を考える旅2日目を迎えました。昨日から沖縄は梅雨入りし、雨の心配もありましたが、晴天に恵まれ暑さを感じる1日でした。本日は生徒たちが楽しみにしていたシュノーケリングでした。沖縄本島の那覇市から西に40kmの海上に点在する慶良間諸島に向かいました。世界屈指の透明度を誇るその海は、「ケラマブルー」と称されるほど美しく、2014年に国立公園に指定されています。
生徒たちは多種多様でカラフルな魚やサンゴの海を満喫し、シュノーケリングを大いに楽しみました。次に、人工サンゴを育て沖縄の海に帰す活動をしている「Gala青い海」を訪問しました。グループに分かれてスタッフの方から説明を聞きサンゴの生態を学びました。そして、シュノーケリングで見たサンゴが海水温の上昇などによる環境の変化で危機的な状況に晒されていることを知りました。また、実際に人工サンゴに触れたり匂いを嗅いだりといった体験をしました。この企業では、海水温の上昇に耐性を持つサンゴを研究するなど、新しい取り組みを進めています。
生徒たちは、環境を守るために活動している人から実際に学び、体感することで多くのことを考え、行動するきっかけを得ることができました。