10月26日、サタデー楽習を実施しました。今回は三重県総合博物館(MieMu)に行き、企画展示と基本展示の見学、学芸員講座「博物館のしごと」とバックヤードツアーの組み合わせで、午前午後と学びました。企画展示「刀剣」では刀を鑑賞するにあたり、刃文に注目し、「のたれ」や「直刃」などスケッチをしながらその違いを確認しました。また、「相槌を打つ」や「鎬を削る」など刀にまつわる言葉について学ぶことができました。学芸員講座では、博物館の役割や学芸員とはどのような仕事なのかについて知ることができました。バックヤードツアーでは、展示物をどのように準備して搬送するのかを見せてもらったり、博物館全体の耐震構造の秘密を教えてもらったりなど、一般客として訪れた時には見ることのできない場所をたくさん見学させてもらいました。一日を通して博物館の表と裏を見ることができ、貴重な学びとなりました。