三重県立看護大学と豊橋科学技術大学の先生にお越しいただきました。三重県立看護大学の講座では「体験して考える高齢者社会」と銘打って、高齢者体験セットを装着し、高齢者看護への心の準備や思いやりを育む経験ができました。また認知症の症状や年齢という属性のみで特定の集団を組織的に差別する“エイジズム”について学ぶことで、看護師としての視点や固定観念を払拭する良いきっかけとなったようです。
豊橋科学技術大学では情報工学として弱いロボットについてのお話をしていただきました。弱いロボットにはロボットが全てを解決するのではなくロボットができない部分を人間がフォローしていくお互いに支えあう役割があります。ロボットは全てを解決できるという認識をなくしロボットにできないことを人がサポートするといった感覚を身に着けて行くことが大事であると学びました。