11月13日、3・4年生合同で桑名市九華公園の一角にある「蟠龍櫓（ばんりゅうやぐら）」を描きに行きました。この場所は、近くに七里の渡跡があり、東海道の街道筋にあたる由緒ある地で、歴史教育の一環として実施しました。当日は空が分厚い雲に覆われ、冷たい風が吹く中でしたが、子供たちは目の前にそびえる雄々しい蟠龍櫓を白い画用紙いっぱいに一生懸命描いていました。構図を意識しながら立体的に日本建築を表現する難しさや、屋根瓦など細かな装飾を再現する難しさを感じつつも、金賞を目指して集中して取り組む姿が見られました。また、櫓の内部には、歌川広重の浮世絵『東海道五十三次』に描かれた蟠龍櫓や蟠龍の展示、服部半蔵の家が記された地図などがあり、子供たちは歴史的な展示物を興味深く見学しました。描いた作品は、今後、教室での図工の時間を使って徐々に色付けを行い、仕上げていく予定です。