9月16日、6年生が本校の特色ある授業「豚の心臓解剖学習」に取り組みました。各班に1つずつ豚の心臓が配られ、実物を使ってその構造や仕組みについて学びました。左右の心室壁の厚みの違いを目の当たりにし、全身に血液を送り出す左心室と、肺へ血液を送る右心室との間に、これほどまでに明確な差があることを実感しました。また、弁の構造が教科書のイラストとは大きく異なることを知り、児童たちは興味深く観察していました。実物を通してしか得られない、心臓の緻密で精巧なつくりに触れ、生き物の神秘や生命の奥深さを感じ取る貴重な機会となりました。授業の最後には、恒例となっている気管・食道・肺が付いた個体の見学も行いました。