サイエンス同好会:光の正体を暴け!「分光スコープ」で見る虹の世界

 完成したスコープで、まずは理科室の天井にある明かりを覗いてみました。すると、ただの白い光に見えていたものが、パッと美しい虹色に分かれて見えました。この観察から、私たちが普段見ている光は、実は「さまざまな色が混ざり合ってできている」ということがはっきりと分かりました。次に、さまざまな色のライトを使って、さらに詳しく観察を進めました。白い光が「赤・青・緑」の3つに分かれたことで、この3色が光の基本となる「光の三原色」であることを身をもって実感できました。逆に、赤や青そのものの光は、それ以上分けることができない「純粋な色」であることも分かりました。さらに、中間色についても詳しく調べました。オレンジ色:赤と緑が混ざっている!水色:青と緑が混ざっている!紫色:赤と青が混ざっている!「絵の具を混ぜるのと同じかな?」と思いきや、光の場合は混ぜれば混ぜるほど明るく、白に近づいていくという不思議な性質(加法混色)があります。一人一人がレンズ越しに色の正体を発見するたびに、驚きの声が上がっていました。普段何気なく浴びている光も、分光スコープを通せば全く違う表情を見せてくれます。自分たちの手で作った道具で科学の法則を解き明かす、ワクワクの詰まった活動となりました。