11月29日(水)、3年生が第1回目の連鶴出前授業を行いました。「義道の連鶴を学ぶ会」から講師の方々にお越しいただき、桑名市無形文化財である「桑名の千羽鶴」や折り紙、折り鶴の歴史についてお話を聞いた後、連鶴作りに挑戦しました。1枚の紙から2羽~最高97羽の鶴をつなげて折り上げる連鶴。今回挑戦したのは、「餌拾(えひろい)」と「楽々波(さざなみ)」です。和紙を切るところからスタートし、和紙と和紙の接合部分がちぎれないように、慎重に折り進める子供達の顔つきは真剣そのものでした。使用した手漉きの越前和紙は、連鶴専用に特別に作られている和紙で、色とりどりの柄模様にしなやかな手触りがとても美しく、繊維がしっかりとしているため鶴と鶴がちぎれません。細かな作業に苦戦しながらも一生懸命折り上げた連鶴を手に、子供達は満足そうな顔つきでした。本物の和紙を肌で感じ、桑名の伝統文化に触れる貴重な体験となりました。連鶴出前授業は全部で3回の構成です。第2回目となる次週ではどんな連鶴を教えていただけるのか、とても楽しみですね。