萬古焼の窯元である醉月陶苑さんにご協力をいただき、6年生の陶芸教室を実施しました。会場は四日市市坂部町にある「山の陶房」です。はじめに登り窯の説明を聞き、燃焼温度などを学びました。その後作陶部屋に移動し工程の説明を聞きました。
まず粘土のかたまりを棒で板状にし、型紙にそって切り抜き側面の展開された形にしました。実際に粘土で制作してみると、棒で適した厚みに伸ばすこと、型紙の大きさに切ることなど、土台をきちんと作らないといけないことに気付きました。底を付けて土台ができた後は、竹串で模様をつけたり、余った粘土でモデリングしたりと、とても楽しく時間を忘れて作業していました。
最後にろくろで急須とお茶碗を作る作業も見学させていただきました。あっという間に成形される職人技に幾度となく歓声があがりました。完成した世界に一つの湯呑に出会うことが待ち遠しいですね。