6年生「歴史の学校」スタート!奈良の都で本物の歴史に触れる旅

 6年生にとって小学校生活の集大成となる宿泊行事、「歴史の学校」がついに幕を開けました。
初日の舞台は、1300年前の都の面影を今に伝える奈良。教科書で学んだ知識が、本物の手触りとなって子供たちの前に現れました。旅の始まりは、天武天皇ゆかりの薬師寺です。ここではお坊さまによる法話を拝聴しました。ユーモアたっぷりの語り口に、会場からは何度も笑い声が上がりましたが、その中には「歴史を学ぶことの意味」や「旅先での心得」など、大切なメッセージが込められていました。お話の後、薬師如来像を前に手を合わせる子供たちの表情はどこか誇らしげで、これから始まる2泊3日の旅に向けて一人一人が背筋を伸ばしていました。続いて訪れたのは、世界最大級の木造建築である東大寺。巨大な南大門をくぐり、大仏殿の中に鎮座する盧舎那仏(大仏さま)と対面すると、「大きい…」「教科書で見るのと全然違う!」と、その圧倒的なスケールにため息が漏れていました。聖武天皇がどのような願いを込めてこの巨大な像を造らせたのか。本物から放たれる迫力を肌で感じ、歴史の重みを心に刻んでいました。歴史学習の合間には、奈良公園の鹿たちとの交流も楽しみました。鹿せんべいを買った途端、たくさんの鹿に囲まれて「きゃー!」と逃げ回ったり、恐る恐る手を伸ばして触れてみたり。歴史の厳粛な雰囲気とは一転、友達と笑い合いながら過ごしたこの賑やかな時間は、かけがえのない思い出になったことでしょう。