7月11日(金)、6年生の家庭科で出前授業を実施しました。今回は、ニッケグループ日本毛織株式会社の方を講師にお招きし、「衣・食・住」の中でも「衣」をテーマに学習しました。授業では、私たちの身の回りにある様々な繊維の種類や、それらがどのように作られ、どんな特徴を持っているのかを教えていただきました。子どもたちは、普段着ている服の素材について、興味津々で耳を傾けていました。
羊毛から糸をよる実験では、ふわふわの羊毛が一本の糸になっていく様子に、子供たちからは驚きの声が上がりました。また、撥水性(水をはじく性質)や燃焼性を調べる実験も行い、繊維の持つ特性を五感で感じながら楽しく学ぶことができました。
授業の後半では、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みとして、日本で1年間に廃棄される服の量から、それが地球環境にどのような影響を与えているかを学びました。服を大量に捨てることによって起こる環境問題について知り、子どもたちは真剣な表情で考えていました。今日学んだことを、服を買うときなど、今後の生活にぜひ取り入れてほしいと願っています。
