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4年生が出前授業を受けました

2016年11月21日

4年生が「しょうゆもの知り博士の出前授業」を受けました。しょうゆもの知り博士である、日本醤油協会の方々にご指導いただきました。
しょうゆの香ばしい香りに惹きつけられ、子どもたちはまず、しょうゆの香りについて学びました。しょうゆの香りは、バナナやりんごなどの果物、バラやヒヤシンスなどの花から、なんと300種類もの成分が含まれているそうです。
次に子どもたちは、しょうゆの原料について学びました。しょうゆを作るためには、大豆・小麦・塩の3つに加え、麹菌が必要であることを知りました。子どもたちは麹菌の存在を初めて知っただけでなく、その姿も初めて目にしたようです。

 

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その後、しょうゆ麹から作られた諸味と、その諸味からしょうゆが作られる過程を見せていただきました。目の前でしょうゆが出来上がった瞬間、 子どもたちからは驚きと喜びの混じったような歓声が上がりました。ちなみに、しょうゆに光を当てると、新鮮なものほど赤く見えるそうです。
しょうゆが出来上がるのを見届け、次に3種類のしょうゆを味見しました。1つ目は諸味、2つ目は生しょうゆ、3つ目は製品のしょうゆです。同じ原料から作られたものでも、香ばしさや口あたりが異なったようです。

最後に、子どもたちからしょうゆもの知り博士に質問タイムが設けられました。「しょうゆの香りに含まれている300種類の成分のうち、一番香りが強いのは何ですか。」という質問に対し、博士からは「お酒の香り」であると教えていただきました。また、「お酒が含まれているけれど、子どもは口にして大丈夫なのですか。」という質問も投げかけられました。この質問に対しては、「過熱したときにアルコールは飛んでしまうので、大丈夫です。」とお答えいただきました。この他にもしょうゆに関するたくさんの質問が飛び出しました。
「見て・聞いて・触って・においをかいで・味見して」という、まさに五感を使った学びを得ることができました。子どもたちは今回の出前授業で、しょうゆに対する見方が180度変わったのではないでしょうか。今後の食に対する意識にもつながることでしょう。
出前授業を行ってくださった日本醤油協会の皆様、ありがとうございました。

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