6年生が1四日市市にある醉月陶苑さんに行き、萬古焼の作陶体験をさせていただきました。萬古焼は300年ほどの歴史のある四日市市の焼き物の伝統工芸です。萬古焼は土鍋の生産で全国的に有名ですが、急須や湯呑など生活に根差した器を作ってきた特色があります。
醉月陶苑の清水さんには、敷地にある登り窯や焼成に使う薪についてのお話をしていただいたり、工房で湯呑の具体的な作り方を教えていただきました。板状の粘土を湯呑の形の型に巻き付けていく作り方で、作陶に慣れていない児童たちにとっても難しくないものでした。清水さんに教えていただいた作り方に従って、柔らかい粘土を手で伸ばしながら皆集中してとても楽しそうです。
最後は清水さんに回転するろくろを使った急須の作り方を見せていただきました。あっという間に形ができていく手際の良さに、児童からは感嘆の声が上がっていました。
作陶した作品は約一ヶ月程乾燥させて焼成し、学校に届けていただく予定です。