6月2日と3日に6年生の図工科の授業で紙漉きをしました。児童が田植えをした稲のわらを素材にした「稲わら紙」です。実は植物の繊維であれば何でも紙に出来るので、野菜やクローバー、木の皮などからも紙が作れます。食卓に登場する「海苔」は海苔という植物を漉いて乾燥させた「食べられる紙」なわけです。
今回の「稲わら紙」ではまずわらを灰汁で1時間ほど煮て、それをジューサーでドロドロにします。水槽の中で紙漉きの道具で漉いた後はアクリル板などに貼って乾かします。前回の授業では段ボールを素材にした再生紙を作っていましたので、皆紙漉きが上手になっていました。次回の授業では皆が採ってきた雑草で紙を作る予定です。