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5・6年生が座禅指導を行いました

2019年5月17日

1~4年生に続いて、5・6年生が座禅指導を実施しました。
和尚様から座禅の意義とその臨み方について教わり、実際に体験しました。足を組み、両手で輪を作り、視線を1m先の畳に定めます。呼吸は「ひとつ、ふたつ…」と心のなかでゆっくり数えながら吐き、「つ」のときに吸います。こうしている間に心が落ち着いていきます。児童はとても真剣な表情です。
和尚様が警策をもって歩いてくださるので、近くにいらっしゃったときに手を合わせると叩いてもらえます。児童はすすんで手を合わせ、精神を統一するために警策で3回ずつ叩いてもらっていました。
最後には和尚様から心の在り方についてお話をいただきました。世の中で起きる様々なことに対して、「仕方がない」という心をもって見ることも大切とのことでした。すべてを何とかしようと考えたり、ため込んだりすると、心は重くなってしまいます。心のなかから「考える」ということを取り除くことも、時には大切なのだそうです。
座禅指導を通して、子ども達は日本の文化に触れるだけでなく、より一層座禅の深みやお寺の魅力に気付いたことと思います。

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