東京藝術大学美術館において、本校の図画工作の授業の実践を発表します。幼稚園から大学まで美術教育の流れを体感する展覧会 全国美術・教育リサーチプロジェクト2018 -「美術の授業ってなんだろう?」に選出され、10月2日(火)~10月21(日)の日程で展示されます。このプロジェクトは、多様な感性を育む「美術」においてその「授業」の具体的な内容をリサーチすることで、美術界全体の活性化に繋げることを目標としています。現在、幼稚園から現役大学生までどのような「美術の授業」が行われているのか、特に注目すべき授業はどのような内容でいかなる作品が制作されているのか、東京藝術大学美術館で展開します。
全国の教育現場の取り組みの中から、特に注目すべき授業が選出され発表されています。発表される本校の実践は、4年生対象に夏期講習中の図工の時間に実施されている「The hidden flower」という授業です。コンクリートの隙間から生長する力強い雑草、ひっそりとたたずむ名も知らぬ野草などを見本とし、その生命力を感じながら画用紙で制作した花を校舎中に展示する授業です。また展示される前後で、校舎内の空間が変容する感覚を学びます。
本校の教育内容を多くの方々に知っていただく貴重な機会をいただき、関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。
全国美術・教育リサーチプロジェクトのホームページ
http://research-project.geidai.ac.jp/