5月16日(木)~5月17日(金)、3年生が鈴鹿山系の朝明渓谷にある朝明茶屋キャンプ場で山の学校を実施しました。天候にも恵まれ、2日ともすべての行程ができました。山の学校では、「みんなで協力して生活しよう。」「きまりや約束を守ろう。」「自然のすばらしさや厳しさを感じよう。」「弱音を言わず、最後まで取り組もう。」という4つのめあてをもとに過ごしていきました。
1日目は「アマゴのつかみどり」をしました。最初は怖がっていた子も、最後は満面の笑みでアマゴを一生懸命つかんでいました。夕飯ではそのアマゴをいただき、命をいただいているのだということを実感していました。夜のキャンプファイヤーでは、3年生の学級委員が校長先生から受け取った「友情の火」「勇気の火」「感謝の火」「協力の火」を灯し、火の明かりに照らされながらレクリエーションをしたり、歌を歌ったりしました。とても楽しく、幻想的な時間を過ごしました。
2日目のプログラムは羽鳥峰登山です。滋賀県との県境にある標高823mを自分の足で登ります。ほとんどの児童が山登りは初めてのようでしたが全員が無事に上り切ることができました。コースはこの時期ならではの美しい新緑に囲まれた林道を通りました。途中にはボルダリングのような最後の直登は険しい山道になりましたが、励まし合いながら登りきりました。とても楽しかった、疲れたけどまた行きたいという声が多くあがり嬉しく思いました。困難を乗り越え、やりきったという経験はこれからの学校生活でも大きな自信になることでしょう。