東員町総合文化センター ひばりホールにて、第2回親子ふれあい教室を実施しました。
文化庁「文化芸術による子供育成総合事業」 阪神能楽囃子連盟 調和会のみなさまによる能楽公演です。
冒頭では能楽の歴史や特徴について、お話をしていただきました。能楽は室町時代より続く、日本の文化芸術の一つで、世界で最も長く続く音楽劇だそうです。
謡(うたい)、笛、小鼓(こつづみ)、大鼓(おおつづみ)、太鼓の5つの能楽で使われる道具(能楽では楽器を道具というそうです)を演奏、説明してもらいました。
「早笛」や「波頭」といった演奏もしていただきました。これは「船弁慶」という演目で使われる曲です。
おどろおどろしい雰囲気や荒れる波が、迫力のある演奏で表現されていました。
また、太鼓の打ち方を教えてもらいながら、会場みんなで合奏稽古をしました。
子どもたちは、とても楽しそうに練習していました。
この日のために練習をした5年生が「舞働(まいばたらき)」を披露する時間もありました。
子どもたちが製作した「オリジナル裃(かみしも)」を裃コレクションと題して、会場でお披露目しました。
最後の「船弁慶」では、調和会のみなさんに「オリジナル裃」を着用して演奏していただきました。
子どもたちは物語をイメージしながら、演奏に聞き入っていました。
調和会のみなさん、ありがとうございました。