「汐の学校」の最終日は、鳥羽市に移動し浦村町の「海の博物館」の見学と、オギツ湾にあるアマモ場での生き物採集を行いました。
「海の博物館」では志摩地方の漁や海女さんに関するビデオを見せていただき、平賀館長さんから海と人との関わりについて、身近なお味噌汁や素麺のおつゆを例にわかりやすく説明していただきました。館内はクイズを解きながら見学し、海に関する学習を深めました。
その後、大潮の干潮時刻に合わせてオギツ湾に移動。海のゆりかごと言われるアマモの藻場でたくさんの生き物を採集し観察しました。魚の幼魚、モエビ類、アオリイカの卵、ヨウジウオ、ヤドカリ、テッポウエビなど、多くの生き物に触れ合いました。
3日間を通して、海と人との関係や、海と食との関係、持続可能な漁業のあり方、環境を守る大切さなど、多くの学びがありました。酷暑の中でしたが、とても貴重な体験を積んだ3日間となりました。