4年生・図工:キャンバスに広がる「私だけの春」

 日増しに暖かくなり、校庭を渡る風もすっかり春色になりました。現在、4年生の図工では、この心地よい季節を自分なりの視点で表現する「季節をかんじて」の学習に取り組んでいます。今回の授業では、画板を抱えて校庭へと飛び出しました。子供たちが探すのは、単なる「春の景色」ではなく、自分の心に響いた「自分だけの春」です。「あ!こんなところに花が咲いてる!」「虫を見つけたよ!」と、一人一人が異なるアンテナを広げ、夢中になって鉛筆を動かす姿が非常に印象的でした。現在は、校庭で丁寧に描き上げたスケッチに、絵の具で色をのせているところです。同じ校庭にいても、切り取る景色はみんな違います。水彩絵の具の重なりや、力強い筆跡。子供たちの個性が、白い画用紙の上で少しずつ形になり始めています。これからどんな「世界に一つだけの春」が完成するのでしょうか。教室に掲示される頃には、また一段と季節が進んでいるかもしれません。子供たちが捉えた「瞬間の春」が集まる日が、今からとても楽しみです。