11月12日(火)6年生が四日市萬古焼の窯元「醉月陶苑」さんで作陶を体験しました。 醉月陶苑の清水さんのご指導のもとで「たたら作り」という技法を用いて湯呑作りに挑戦です。まずは手や麺棒を使って板状に伸ばした粘土を型紙どおりに切り抜きコップの型に巻き付けました。次に「どべ」という接着剤を塗って底の部分を圧着して湯呑みの形を作り上げ、そこからオリジナルのデザインに仕上げていきました。竹串で絵を描いたり、余った粘土を張り付けて模様にしたり、それぞれ個性あふれる作品となったようです。 萬古焼は桑名発祥で現在は四日市市に多くの窯元がある伝統工芸品です。全国シェア8割を超える土鍋で有名ですが、醉月陶苑さんではお茶を淹れる急須をたくさん作っているようです。最後に清水さんにろくろを使った急須作りを実演していただきました。複雑な形の急須がパーツごとにみるみるうちに形作られていく様はまるで魔法のようです。これぞ正にプロの技!という技術に6年生は感動しきりでした。