津田学園高等学校 2024スクールガイド

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- 津田学園高等学校の教育
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アクティブ
ラーニング
Ac t i ve Lear ni ng
アクティブラーニングとは、探 究・思 考 のプロセスを重 視し、生 徒
が 主 体 的・能 動 的に授 業に参 加する学 習 方 法 のことです。本校で
は、そ のアクティブラーニングを積 極 的に授 業に取り入れていま
す。授 業 毎に目標を明 示し、グ ル ープワークなどで生 徒同士の学
び の 活 動を取り入れ、発 表や振り返りを行うことで一 人 一 人 が 主
体的・能動的に取り組めるようにしています。アクティブラーニン
グを取り入れた授業を通して、深い学びを実現し、これからの社会
で求められる力を身につけていきます。
自ら学ぶ
お互い教え合う
自らの考えを発表する
演習問題を解く時間やChromebookなどを活用
グループワークやペアワークで協働的に学び合う
グループ内やクラス全体で発表する場面も多く設
する時間を多く取り入れ、教師は教えすぎないよう
機会を設けています。多くの人のさまざまな考え方
けています。発表する内容を簡潔にまとめる力や自
生徒を見守っています。それは、生徒自ら課題を見
に触れることで、より良い解決策を見つけることが
分の考えをわかりやすく伝える表現力を養います。
つけて解決する力を身につけるためであり、その取
できたり、新しい発見ができたりします。また教え合
さらには、さまざまな意見を調整し解決策を見出す
り組みをサポートします。主体的に考え、課題を解
うことでさらに理解を深めることもできます。
力 を 育 み 、これらの 力 は 将 来 の 社 会 人 基 礎 力 を
決する力を育みます。
培います。
探究活動
高大連携講座
能率手帳を提供しているNOLTYプランナーズの
本校では大学との連携講座を実施しています。これま
「NOLTYスコラ探究プログラム」
を活用し、年間を
でに鈴鹿医療科学大学とは医療栄養学科の教授のご
通して自ら設定する様々なテーマに関して調査・研
指導のもと、
「 薬膳」
や「体温について」「
、 血糖値と嗜好
究・発表を行います。また、選抜されたグループは、
性」
をテーマに探究活動を実施しました。また、三重大
全校生徒を対象とした「全体発表会」で発表し、
「み
学とは生物資源学部の実習船「勢水丸」
に乗船し海上
え科学探究フォーラム」にも出場します。昨年度は
実習を実施したり、教育学部や人文学部の教授を招き、
「みえ科学探究フォーラム」口頭発表部門で最優秀
賞を受賞しました。
国語や社会、数学に関しての講義をしていただいたり
することで、高校の授業とは違う
「学問」
を体験します。
TEACHERʼS VOICE
先生の声
令和4年度入学生より新たな学習指導要領
が導入され、学びのあり方も変化しました。
本 校では、アクティブラー ニング の 視 点か
ら、
「どのように学ぶか」を
重視し、新しい発見や豊か
な発想を引き出す授業を
実践しています。また言語
活 動や 教 育 I C Tと連 携し
た 授 業 を 行 い 、グ ロ ー バ
ル化や情報化社会に対応
できる力を身につけます。
アクティブラーニング担当
池増 大樹
(みえ科学探究フォーラムにて)
(鈴鹿医療科学大学にて)
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