津田学園高等学校 2024スクールガイド

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- 津田学園高等学校の教育
津田学園の教育
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教 育 I CT
IC T in E ducation
全教室に電子黒板、
一人一台Chromebookを導入
Google Workspace for Educationの
連携による多彩な教育活動を展開
写真や動画、図形やグラフといった教材を活用できるのが最大の特
徴である固定式の電子黒板を導入し10年が経ちました。そして、3
年前には、1人1台のノート型PC
「Chromebook」
、教育機関向けア
プリ
「Google Workspace for Education」
を導入し、
これらをさ
まざまな場面で活用し、多彩な教育活動を展開しています。これら
最先端のICT機器を最大限活用することで、生徒たちの深い学びを
実現しています。
教育ICTの活用
◆ホームルームでの連絡
◆アンケートの実施 ◆ 各授業時の振り返りの実施
◆ 集会や保護者会の実施 ◆ 講演会の実施
◆各授業での教材や課題の配信、提出
◆ 小テストの実施と分析 ◆ 生徒会役員選挙の投票
◆ 生徒会役員選挙立候補者による演説の実施
「Classroom(クラスルーム)」の活用
「Forms(フォーム)」の活用
一斉配信で「Classroom」内の登録生徒全員に同じ
大人数に対してアンケートを取ったり、テストや意識
伝達事項や資料、案内が送られてきます。これまでは
調査をしたりするときに活躍するのが「Forms」。多
多くの人の端末に画像入りで語りかけることができ
用紙を
「配る」
「 持ち帰る」
「 保管する」
「 記入する」
「 提出
くの人から得た回答
(データ)
を表やグラフで瞬時に
ます。多くの人が集まれないときにオンタイムで遠
する」
といったいくつもの作業が必要で、紛失したり、
分析ができます。アンケート結果の傾向や授業の振
時差が生じたりすることが
り返り時の意見や質問、
テ
コロナ禍で最も活用されたのが「Meet」。話し手が
隔 授 業 や 集 会 、保 護 者 会 、講 演 会 な ど を こ の
「Meet」を使用して実施
ありました。そういった問
スト問題の正答率を瞬時
しました。場面に応じて、
題 点 は 一 気 に 解 決し、ス
に把握することができま
話し手 の いる場 所 から、
ムーズな情報の伝達が行
す。その結果をその場で、
各教室の電子黒板へ、あ
われています。教師と生徒
あるいは次の授業に活か
るい は 生 徒 一 人 一 人 の
の 双 方 向 のコミュニケー
すことができ、質 の 高 い
Chromebookへ配信さ
ションに役立っています。
教育を実践しています。
れます。
◆ 発表用資料の作成
◆ 授業内での意見の集約
「Jamboard(ジャムボード)」の活用
◆ 授業内容のまとめなどの課題の作成
「Slide(スライド)」の活用
これまでの授業では、教師が発問し、意見を聞き、それ
この「 s l i d e 」はいわゆるプレゼンテーション用 資
を 板 書し、集 約して い ました 。しかしな がら 、こ の
料 作 成アプリケーションです。デジタル 社 会 の 今
「Jamboard」
はそれを瞬時に処理してくれます。生徒
や自分 の 意 見や考えをまとめて、発 表するための
はテーマに沿って意見をChromebookに入力すると、
不可欠なツールです。生徒はChromebookを用
電子黒板上で
「ふせん」
のようなマスに瞬時にどんどん
いてプレゼン資 料を協 働して作 成します。意 見や
表示されていきます。この活動により、多くの意見を見
デ ータを簡 潔にまとめる力 、伝えたい 主 張 がはっ
ることができ、新しい発見
きりとして い るか 、聞 き
や発想が生まれていきま
手 の 注 目 を 集 めら れ て
す。また大勢の前で自分の
いるか 、そ れをどのよう
意見を発表することが苦手
に表 現すれば 良 いかを
な生徒も積極的に意見を
考える力が育まれます。
出せるようになり、活発な
授業が展開されています。
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「Meet(ミート)」の活用
TEACHERʼS VOICE
先生の声
今年度から今まで以上に鮮明な画面で多く
の機能が搭載された新型の電子黒板に入れ
替えています。これらのICT機器を用い様々
な 活 用 が な さ れて い ます 。
「Slide」
での資料作成やプレ
ゼン発 表 など生 徒 たち の
I C T 活 用スキル が 年々向 上
しています。これらの情報機
器 を 使 いこなし学 力 アップ
や充 実した学 校 生 活 が 送 れ
るようにしていきましょう。
教育ICT担当
荒川 翔
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